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商経アドバイス 第4931号 平成22年1月1日(金)より全文引用

食味向上で勝ち残りへ

会員圃場での土壌分析 津南町の「段丘会」食味品質さらに底上げ

  夏場の日照不足が顕著だった新潟の21年度産。土づくりをしてきたかどうかで、品質に明確な差が生じた年だったともいわれる。そうした中で、津南の生産者グループ「段丘会」が手がけたコシヒカリ「段丘の華」は、今回も1等比率がほぼ100%だった。

  差別化した魚沼コシヒカリの生産に取り組む段丘会は、生産者会員ごとに栽培履歴を記帳。定期的な勉強会を開いて天候や生育状況、土壌条件に応じた肥培管理などを研修している。土づくりで施用する主力資材は、発酵有機肥料「パフミン」。省力作業に優れた濃縮資材で苦土・リン酸などの基礎養分だけでなく、微量要素も含み、地力バランスを整える効果がある。その集荷販売や会の事務局は(株)大阪屋商店(桑原健次社長、物流センター=中魚沼郡津南町大字中深見、TEL 025-765-2424)が務めている。

  同社によると、21年産の一般栽培コシは、日照不足の影響もあって丈が長く、収穫期には倒伏も目立った。品位検査ベースでも1等は9割を下回るくらいだった。しかし段丘会として取り組んだコシは、粒張り、外観、食味が良好で、ほぼ100%だった(2等は1%未満)。同社でも「長く土づくりに取り組んできた成果が年々はっきり出るようになってきた」と受け止めている。

  会では22年産に向け、さらなる品質の底上げを図っていく。栽培圃場から会員1人当たり3~4点程度の土壌を採取し、成分分析を行う。それぞれpH(土壌酸度)やリン酸、カリ、石灰、苦土、塩基などのバランスを検証し、それを会員にフィードバックした上で、不足・過多養分の調整に役立ててもらう方針だ。

  景況は厳しいものの、玄米・白米とも販売も好調に推移。リピーターからもらったのか、「食べておいしかったから」との感想を添えつつ新規に注文が入ることも多く、あらためて品質や食味が勝ち残りの生命線であることを実感している。

  「段丘会」の取り組みやコメの品質に対する信頼が広がってきたことを受け、取引先などを通じてネットショップに並ぶことも増えてきた。「こういう厳しい時代は、手間がかかるが、小口であっても多様な販路を確保していきたい」と、同社では話している。


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